2012年1月1日日曜日

片手入力bluetoothキーボードに再チャレンジする

気がつけば2012年1月1日は,あと1時間ちょっとで終わろうとしている.
今年は何か目標を設定しようかと元旦ぐらいは,前向きになってみようと思うのだが,身の丈にあった現実的な目標は,なかなか思いつかないものだ.
いつまで続けられるか分かんないが,このブログを書き続けてみるのもいいかと思えば,早速明日,書かないことになるかもしれないと思えば気持ちはとたんに萎えてくる.

この休み中,棚を整理していたら4~5年前に買ったFrogPadという片手入力用に設計されたキーボードを見つけた.
寝ながらパソコンをやる時にノートパソコンを腹の上に載せ,キーボードを叩こうとすると,どうしてもぎこちなくなる.
そこで良いものはないかと探して見つけたのが,FrogPadであった.
右手用と左手用があり,私は右手にマウスを握り左手にキーボードを握りつつ,気持よく寝そべりながらパソコンをやることをイメージして,左手用を買った.
私のかったFrogPadは,リチウムイオン電池を内蔵していて,インターフェースはBlueToothワイヤレス接続である.
充電は,USBミニジャックを接続して,PCやACアダプタから行うようになっている.
4~5年前に買ったと書いたが,もっと前だったような気もする.
ちなみにFrogPadで検索したら,今もこの会社は存在するようで,もっと薄いタイプの製品がHPに掲載されており,iPadとの連携などを紹介していた.

FrogPadを買ってしばらく使っていたが,寝そべりながら気持よく使うには,かなりの鍛錬が必要だとわかり,私はガックリとした.
楽するために買ったのに寝ながら苦労するのは本末転倒であり,結局今まで放置することとなった.
このキーボードと戯れていたらカミサンに見つかって,「ああ あの片手でできるとかいって,すぐほうりなげてたやつね」と容赦なかった.

掃除して久しぶりに目にしたFrogPadは,なんとなく魅力的に思え,手にとって,それからホコリを払って,汚れを拭いた.
写真は,私のFrogPadを撮影したものである.
クリーム色の筐体は,表面が少し黄ばんでいるのだが,白熱電球の下で撮ったのでよく見えない.
背面のシールには,シリアル番号らしき数字が見え「312」とある.
案外,私は早い時期に飛びついたのかも知れない.

このキーボードは,左手用で片手のみでフルキーボードと同等の入力ができることになっている.
両手分の役割を片手でやるので,五本指で押せる範囲しかボタンが付いてない.
足りない分は,キーの同時押しの組み合わせパターンで補う仕組みになっている.




この忘れ去ってたFrogPadを棚から見つけたのが3日くらい前のことなのだけれど,それから暇さえあれば,ネットのキーボード練習サイトをつかって,FrogPadの練習をした.
なるほどタイピングというサイトは,インターフェースも見やすくて気に入っている.

ここのサイトの都道府県名を使った練習メニューを使い,私がフルキーボード入力した場合と,FrogPad左手用を使った場合の成績を比較してみた.次の通りである.


フルキーボード
FrogPad左手用
比率(full/FrogPad)
入力時間
112
206
1.84
タイプ数
476
476
-
エラー数
13
52
4

平均を取ったり,最も高い成績が出るまで繰り返すことなどはせず,風呂上りに一回づつ測定した結果である.まあ,練習中には,もっと良い成績がでていたような気もする.フルキーボードでは90前後.FrogPadでのベストは192秒ぐらいである.エラー数も高めに出ているかも.長風呂が影響したかも知れない.
とはいえ,普段意識せずキーボードを叩く能力レベルをみる指標としては十分だと思われる.
FrogPadでの入力時間は,フルキーボードの2倍よりは多少早いレベルである.
両手で入力しているのに対して,片手で入力するのだから妥当なところではないか.
エラー数が4倍も多いが,練習すれば減るだろうと見込んでいる.一方,入力速度は,これ以上の向上は見込めないんじゃないかと予想している.

正直に言えばFrogPad左手用の入力は,今はまだ,もどかしい感じがする.
フルキーボードを使うのと同じ姿勢で,勝負してはいけないのかも知れない.
事実,フルキーボードを使うには不便な姿勢では,こいつの方が気持ちよく使える.

買った当初は,諦めたが,今回は少し粘ってみようと思っている.
あと3日ある正月休みのうちに習得して,寝ながら気持よくパソコンやる当初の計画を実現したい.