2012年6月21日木曜日

dlib

他に真似できない画像処理をやってやろうと,また無理なスケジュールでソフトを書く日々が
あいも変わらず続いていて,仕込んだアルゴリズムの随所に散らばる非線形の最適化問題が
うまく収束するように,小細工するのが肝だったりするのも変わらない.

この2週間ほどは,Pythonで書いていた認識アルゴの雛形をC++に書きなおしているのだけど
Pythonでは動いていたのにC++の移植の過程でバグが紛れ込んでしまったらしく,
同じ画像条件なのに同じ結果にならなくてイライラが募るばかりだ.

そしてC++にしたからといって,私のコードはあんまり早くならず,これでは労は全く報われない
ではないかと,モチベーションは落ちていく一方.

Pythonでは最適化計算をscipy.optimizeにやらせて楽してるのだけど,C++に移植するとき
pythonで楽している分,決まって毎回苦労することになっている.

楽できないかなあとググって見つけたのがdlibというテンプレートライブラリ.
早速使っているけど,まだ良いのか悪いのかわからない.
作者は,levmar書いてたギリシャの大学の教授.
ヤコビ行列を数値微分で近似してくれるモードも内蔵していてお手軽に試せた.


6月になったばかりだと思っていたが,早いものだ.

気がついたら消費税も10%になり15%なり20%になっていくのだろうか?
見積書を書くたび消費税額の行方が気になってしかたがない.

嫌でも払わされる税金は,公共の利益のために使われるという.
本当にそうなのか?疑念が拡大する材料には事欠かない.

日本が良い国だと思っていたことが幻想だったと感じた時から,
安定した生活の維持を願う気持ちと大きな変化を期待がたびたち交錯する.